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◆ゴミ臭漂う女

 

場の空気を変にしてしまう自分の感じを
どうすれば薄めることができるのか?

そこらへんの話を急遽追加ということで、
当考察記事はもう一話延長(^^ゞ

※前回までの記事:

⇒ おずおず女[1]
⇒ 根拠の無いジャッジメント[2]
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・・・

まずは今日の話を進めるにあたって、
あなたの中にもう一人のあなたがいるという
イメージをあなたと僕で共有しておきたいと思います。

前回までの話で出てきたワードを使うなら

見聞担当のあなた:
(頭、意識、理屈で認識している通常モードの自分)
観感担当のあなた:
(心、潜在意識、気のせい・思い過ごし?!的な部分を察知する自分)

こんな感じ?!
何となくイメージできます?

ここでは仮に前者をA面のあなた、
後者をB面のあなた、とでもしましょうか。

で、Bの役割・性質としてのひとつに、
Aが捨てたゴミをストックしておくというのが
あるんですね。コレ。

捨てたゴミ とかいうとちょっと刺激的ですが
例えば、彼が急にあなたの部屋に来ることになった。
で、とりあえずちらかっているモノを見えないように
押入れに仕舞いこんで戸をしめる。みたいな経験あるでしょ?

で、Bはこの押入れの役割を担っているんですよ。

自分で好ましくないと思う性格だったり、癖だったり
また、とっても嫌な思いをして忘れたい、無かった事にしたい
という経験から生まれた何らかの思考・感情だったり。

こんなのをAの僕たちは、自分の意識から必死で
追い出そうとするわけです。

で、時がたち、様々な場数も踏んで、もうすっかり
自分では追い出せた・克服出来たつもりになっていても
実はそれってBの中に押し込めているだけ。

そう、まだ厳然と自分の中にその因子は存在している。
と、まぁ、こういう具合なわけなのですよ。

で、前回お話した気のせい?思い過ごし的な
根拠は無いのだけれど感じる“何か”というのは
この押入れの中のゴミが臭ってきている?!

みたいな(笑)

イメージ、できました?

で、当考察一話延長分の今回のお題

・・・

何か場の空気を変にしてしまう自分の感じを
どうすれば薄めることができるのか?

→どうすればBの中に溜まったゴミが
臭わないようになるか?

・・・

とつながってくるわけです。

臭っているゴミを何とかするためには
どうすればいいと思います?

それはBにゴミを押し込めるのではなく
Aが自分でそのゴミを処理すればいい。
そうすれば、押し入れの奥からイヤな臭いが
漂ってくることはなくなります。

では、A自らのゴミ処理とは具体的には
どういうことかというとですね、

ゴミをゴミとして扱わない。

→自身のいイヤな部分・コンプレックス的なものに対して
《打ち消し・否定・臭いものにフタ的見て見ぬフリ》をしない。

つまりは、そのコンプレックス的な部分の存在を
きちんと認識してあげるということなのですよ。

例えば

人前で話すときにアガってしまうたちの人が
「アガらないようにしよう、アガっちゃダメだ!」と
強く思えば思うほどアガってしまうわけです。

でも、逆に、

「あ、今、自分はアガってるな」と

アガっている事実・自分自身を認識することで
結果的には落ち着いてくる。

みたいな話、聞いたことあるでしょ?

自己啓発等でよくいわれる

自分の弱みを直視する・きちんと向き合う とか
それこそ、ありのままの自分を認める とか?!

それってまさにA自らがゴミを処理する方法なんですよ。

うーん、、、でもゴミ処理といってしまうと
まだ、捨て去る、無き物にする、的なイメージが
つきまとってしまうなぁ…^^;

何とかコレ、別の表現を考えてみると

ゴミをゴミとして認識して無き物にしようとするのでなく
ゴミらしきものを加工・工夫して?!部屋の中にあっても
不快にならない、むしろカッコいいオブジェ的に扱う。

みたいな感じ?!

僕の伝えたいニュアンス、わかってもらえます?

あ、でも、ここで、ちょっと注意して欲しいのは

「ありのままの自分を認めてあげましょう」 的な
話を簡単に浅く解釈して

「私はこのままでいいんだ、
いろいろ我慢しなくていいんだ☆彡」

みたいな、ふわふわモードになってしまうと、それって

ゴミをゴミのまま放置。押入れにすら隠さない

相手のB面がかすかに感じ取るどころの話でなく、
相手のA面がダイレクトに認識できてしまう。

まんま、ゴミの臭いをまき散ら最悪のヤツ

になってしまう危険性がありますので、
くれぐれも気をつけてくださいね(^^ゞ

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